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4575 キャンバス

東証G
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キャンバス---1Q増収、化合物CBS9106の技術アドバイザリーフィーを計上


キャンバス<4575>は13日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)決算を発表した。事業収益は前年同期比0.3%増の0.27億円、営業損失は1.31億円(前年同期は1.35億円の損失)、経常損失は1.33億円(同1.36億円の損失)、四半期純損失は1.33億円(同1.37億円の損失)となった。

開発パイプライン中で最も先行している化合物CBP501は、米国FDAの規制下において、悪性胸膜中皮腫および非小細胞肺癌を対象とする2つの臨床第2相試験を終了した後、新たに得られた知見を踏まえ、免疫チェックポイント阻害抗体との併用による臨床試験(フェーズ1b試験)を実施している。

また、2つ目の候補化合物CBS9106は、開発・製造・商業化にかかる全世界(日本・中国・台湾・韓国を除く)における独占的権利を米国 Stemline Therapeutics, Inc.に供与しており、このライセンス契約に基づく技術アドバイザリーフィー0.27億円を当第1四半期の事業収益として計上した。
2018年6月期通期の業績予想については、事業収益は前期比微増の1.10億円、営業損失が6.00億円、経常損失が6.00億円、当期純損失が6.01億円とする期初計画を据え置いた。CBP501フェーズ1b試験の進捗が見込まれることから、第2四半期累計期間よりも開発費が増加する見通しとしている。

同社は現在、CBP501およびCBS9106について、臨床開発およびアライアンス活動を積極的に実施している。なお同社は、仮に当事業年度において新たな提携パートナー獲得が出来なかった場合でも短期から中期的な資金繰り上の問題はなく、現在進めているアライアンス活動で新規提携パートナーからの収益の獲得に努めるほか、適切な時期に資金調達等を行い、今後、同社が継続して事業を推進していくための資金の確保に努めていくとしている。

《MW》

 提供:フィスコ

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