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4570 免疫生物研究所

東証G
436円
前日比
-16
-3.54%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
50.8 3.69
時価総額 40.6億円
決算発表予定日

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免疫生物研究所が大幅反落、アステラス製薬との共同研究契約が終了

 免疫生物研究所<4570>が大幅反落となっている。16日の取引終了後、アステラス製薬<4503>と進めていた遺伝子組み換えカイコで生産したヒト型フィブリノゲンを原料とした医薬品の製品化を目指した共同研究を終了すると発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 品質的には天然型フィブリノゲンに遜色ない凝固活性を有する組み換えフィブリノゲンの生産に成功したが、薬剤として使用するための目標コストを満たす生産量に到達することができなかったため、商業生産への取り組みを断念することになったという。なお、遺伝子組み換えカイコ事業は今後も、コストパフォーマンスに秀でた製品で、社会に貢献し得るターゲットについて研究開発を進めるとしている。

 同時に免疫生物研究所は、遺伝子組み換えカイコで生産した抗HIV抗体の事業化に向けて、CURED(横浜市中区)と共同開発契約を結んだと発表。また、18年3月期の連結業績予想について、営業損益を1億1600万円の赤字から7000万円の赤字(前期11億5600万円の赤字)へ、最終損益を1億2800万円の赤字から7800万円の赤字(同20億9400万円の赤字)へ上方修正したが、これらに対する反応は限定的のようだ。なお、売上高は7億7300万円から7億4500万円(同0.5%増)へ下方修正している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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