小野薬が軟調、薬価引き下げとオプジーボ競合医薬品の登場で
小野薬品工業<4528>が軟調。同社のがん免疫治療薬「オプジーボ」は肺がん効能の追加承認を背景に同社の収益を飛躍的に成長させたが、足もとは業績先行きに対する不透明感も出ている。
厚生労働省が超高額だった薬価を来年2月から50%引き下げると官報で告示したことや、米製薬大手のメルクが開発中のがん免疫薬「キイトルーダ」が肺がん向けに使える見通しとなったことで競合が予想されるなど、収益面でのネガティブ材料として認知されている。もっとも株価は6月以降大きく調整しており、時価はかなり織り込まれた水準であり、押し目に買い向かう動きも観測される。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
厚生労働省が超高額だった薬価を来年2月から50%引き下げると官報で告示したことや、米製薬大手のメルクが開発中のがん免疫薬「キイトルーダ」が肺がん向けに使える見通しとなったことで競合が予想されるなど、収益面でのネガティブ材料として認知されている。もっとも株価は6月以降大きく調整しており、時価はかなり織り込まれた水準であり、押し目に買い向かう動きも観測される。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)