小野薬---逆行安、大和証券が薬価の不透明感からレーティング引き下げ
小野薬<4528>は売買代金上位のなかで逆行安。大和証券がレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に、目標株価を3700円から2800円に引き下げている。抗がん剤「オプジーボ」の薬価について17年2月の50%引き下げを反映したほか、これに伴って中長期での価格の想定もやや引き下げた。結論ありきで強引に薬価の引き下げ根拠が導き出された印象が強く、18年もオプジーボを念頭にした薬価制度見直しの懸念が拭えないと指摘している。
《WA》
提供:フィスコ