貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4523 エーザイ

東証P
6,260円
前日比
+29
+0.47%
PTS
6,256.9円
09:19 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
43.3 2.19 2.56 24.25
時価総額 18,565億円
比較される銘柄
武田, 
第一三共, 
塩野義

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注目銘柄ダイジェスト(前場):エーザイ、参天薬、WASHハウスなど


エーザイ<4523>
大幅続落。同社とバイオジェン・インクでは、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体BAN2401 について、患者856人によるフェーズ2試験の12カ月時点の解析において、ベイジアン解析に基づく成功基準である主要評価項目を満たさなかったと判断されたと発表している。今後18カ月時点の包括的な最終解析が予定されており、最終解析結果は18年後半に得られる予定。短期的な期待材料とされてきただけに、失望感が先行する格好に。


参天薬<4536>
大幅続落。Opsiria (DE-109)の承認申請に対し、米国FDAは現時点で承認不可として審査完了報告通知を送付したと伝わっている。有効性を示す追加データが承認には必要とされているもよう。Opsiriaは非感染性後眼部ぶどう膜炎の治療薬で、米国で自社販売する初めての品目となる予定であった。ピーク売上高の水準は大きくなく、業績面への影響は軽微であるが、米国市場進出計画が白紙になったことはネガティブ視されているもよう。


三越伊勢丹<3099>
大幅続落。第3四半期決算で特別損失約43億円を計上すると発表、ネクストキャリア制度の見直しを実施したことで、退職金の積み増しなどを行うもようだ。一方、早期退職制度の2017年度の応募者が173人になったとしているが、今年度から3年間で800-1200人の応募を想定しており、計画を下回る推移とみられる。構造改革の遅れにつながる可能性などを警戒する動きが先行へ。


JBR<2453>
大幅続伸。自己株式の取得実施を発表しており、買い材料視される展開になっている。一株当たり株式価値の向上や目先の需給改善期待へとつながっているようだ。取得上限は発行済み株式数の1.29%に当たる45万株、1.7億円であり、取得期間は本日から18年の12月21日までとしている。信用取組妙味が強い状況の中、買い戻しの動きなども急がれる形のようだ。


東エレク<8035>
大幅反落。同社のほか、ディスコや東京精密、SCREENなど半導体製造装置各社の株価下落が目立っている。前日の米国株市場では、アプライドマテリアルズが2.6%の下落となっているほか、インテル、エヌビディアなどの半導体関連が軒並み下落している。足元で米半導体関連株はリバウンドに転じていたが、依然として先行きの不透明感は拭い切れない形のようだ。


総医研<2385>
ストップ高。12月21日引け後に米系運用会社のブラックロック・ジャパンが同社株式の保有に係る大量保有報告書を提出しており、材料視されているようだ。報告義務発生日の12月15日時点において、共同保有者との合算で同社株式を132万4900株(保有割合5.06%)保有しているという。


WASHハウス<6537>
大幅に3日続落。17年12月期業績予想の下方修正を発表している。営業利益見通しは3.74億円から2.13億円(前期は2.94億円)へと引き下げた。従来の増益予想から一転、減益となる見込み。FC事業における出店数の未達が主な要因。四国を中心とした新規エリアにおけるFCオーナー及び融資を行う銀行との連携の遅れや、営業責任者や支店長クラスの人材不足等により、出店数は前回予想152店舗を46店舗下回る106店舗となる見込み。


MDNT<2370>
一時137円まで急伸。米ヒストジェニックス社と日本における自己培養軟骨「NeoCart」の開発・販売を目的としたライセンス契約を締結したと発表している。同社は今後、本契約に基づき提供される品質・前臨床・臨床試験データ及び治験製品を使用することにより、18年後半から膝関節軟骨損傷を対象とする第III相臨床試験を開始し、21年に再生医療等製品としての製造販売承認を取得する予定としている。


スパークス G<8739>
急反発。トヨタ自<7203>などが出資し同社が運用する「未来創生ファンド」において、AI(人工知能)を活用した高齢者ケア用コンパニオンロボット「ELLIQ」を開発するイスラエルのIntuition Robotics, Inc.に対する投資を実行したと発表している。金額は非開示。Intuition Roboticsの米国での18年ビジネス開始に向けた研究開発の継続に充当される。「ELLIQ」は積極的に話しかけることで高齢者の社交性と身体的活動をサポートする。

《WA》

 提供:フィスコ

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