貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4452 花王

東証P
5,638円
前日比
-18
-0.32%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
26.7 2.66 2.70 2.39
時価総額 26,267億円
比較される銘柄
ユニチャーム, 
ライオン, 
資生堂

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日本株の本格上昇に備えた銘柄選別、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

10月に入りましたね。3月決算企業は下半期に入ることになります。10/2付の「Daily Outlook」では、海外勢の売買動向から、日本株の本格上昇が訪れるのではないかと考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『投資部門別売買動向をみると、海外投資家は2017年9月第2~3週(11~22日)に、2週続けて8,000億円以上と大幅に買い越した。これは、仏大統領選(第 1回投票)で反EU派同士の決選投票進出が回避されるとともに、北朝鮮の政治イベントで挑発行動がなかったことを受けた4月第4週(24~28日)や、仏大統領選を無事通過した5月第2週(8~12日)以来の高水準である』と海外投資家の動向について伝えています。

次に、海外投資家が日本株を大幅に買い越した背景を、『北朝鮮問題の織り込みが進んでいることや米財政問題の先延ばし、そして衆院解散観測による安倍政権の長期化期待が挙げられよう』と見ています。さらに、衆院選の先行きがやや不透明となってはいるものの、『経済が底堅く企業業績も良好な日本株市場に海外投資家の投資資金が流入する可能性は高まっているといえる。今後の日本株上昇が期待できよう』と分析しています。

続けて、日本株市場が本格上昇する際には大型株のパフォーマンスが中小型株に対して相対的に良好となる傾向が強まるとして、『大型株は見直し買いの余地が大きいと考えられよう。一方、海外投資家は ROE や収益性を重視する傾向が強い。ROEに関しては国内投資家が重視する経営指標(平成28年度生命保険協会調査)でもトップとなっており、高ROE
銘柄の投資妙味は高いといえる』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『高ROEかつ収益性が改善基調の主な銘柄』を紹介しています。具体的には花王<4452>や塩野義薬<4507>、三菱電<6503>など全11銘柄が挙げられていますので、詳しくは10/2付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ
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