Ｊストリームが３日続伸、子会社がクラウドベースの音声ガイド管理サービスに関する特許を取得

　Ｊストリーム<4308>が３日続伸している。２３日の取引終了後、動画や音楽コンテンツの販売プラットフォームの開発・運用を行う子会社ＣＯ３が、スマートフォンを利用した多言語音声ガイドサービスを提供するための、クラウドベース音声ガイド管理サービスに関する特許を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　同特許は、管理者用のパソコンやタブレットなどから管理サーバーにアクセスし、ガイド対象のアイテム音声案内文書（または音声）、ガイド対象のコース情報を登録することで、音声合成などを利用した多言語対応の音声ガイドを、簡単に登録・管理できるシステムに関するもの。これを利用することで、美術館や博物館などで現在利用されている音声ガイドの仕組みを、専用の端末を用意することなく訪問者のスマートフォンを利用して提供することができるようになるという。また、施設側にとっても導入費用や提供するコンテンツ作成にかかる手間を大幅に削減し、複数の見学ルートがあるような施設の場合でも、訪問者の選択するルートに合わせて案内する内容を自在に組み合わせることができるようになるとしている。

　なお、ＣＯ３では既に同特許技術に基づき開発されたサービスとして、「ＣＯ３　Ａｕｄｉｏ　Ｔｏｕｒ」の提供を今年４月に開始した。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）