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4304 Eストアー

東証S
1,321円
前日比
+6
+0.46%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.16 264
時価総額 81.0億円
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決算発表予定日

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Eストアー<4304>--- eコマース(EC)の総合支援サービス企業、システム事業とマーケティング事業を展開


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月2日放送において、Eストアー<4304>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<4304>東証JASDAQスタンダード上場のEストアーです。
Eストアー<4304>は、eコマース(EC)の総合支援サービス企業で、ECのための“仕組み”をASP(エーエスピー)サービスで提供する「システム事業」と、顧客企業の収益拡大を支援する「マーケティング事業」の2つの事業を展開しています。

Eストアーが取り組んでいる顧客売上高増大のためのマーケティング支援サービスは、旺盛なニーズに支えられて大きく売上高を伸ばしています。2017年3月期第2四半期のマーケティング売上高は前年同期比38.6%増となりました。このビジネスのキャパシティアップのための人材獲得も順調に進捗しているもようです。

Eストアーはマーケティング支援サービスを、同社のEC総合支援ASPサービスを契約している既存客と、新規の外部顧客の2グループに対してプロモーションしています。これまでのところは、双方の市場とも、Eストアーが提供するサービスに対して強いニーズがあることが確認できたとしています。2017年3月期第2四半期までの最大の収穫は、まさにこの点にあると言えるでしょう。

マーケティング支援サービスは人的リソースに依存したビジネスモデルとなっています。現状は需要に人的資源が追い付いておらず、キャパシティ不足となっている状況です。これまでの取り組みにより、需要の強さを確認できたこともあり、Eストアーが取り組む人材獲得という“先行投資”において、大きく勝負に出るタイミングなのではないかと考えられます。それは一時的に業績、特に利益面の低下を招く可能性が高いものの、その後のV字回復を実現できる可能性が高いことが、これまでの営業利益の推移が証明している考えられます。

足元の業績はマーケティング売上高が好調に進捗しているもようで、契約顧客の質的改善も順調に進捗していると見られます。このままいけば通期も順調な決算になると期待されます。また一方で、様々な点で外部環境がEストアーに好都合な方向に変化してきているため、Eストアーが先行投資の規模をさらに拡大させる可能性もあると考えられます。仮にそうした施策が実施されれば、目先の業績は計画を下回ることになりますが、その後の収益急成長につながるものとして、前向きに捉えるべきと言えるでしょう。

2017年3月期通期については、売上高で前期比8.0%増の50億3200万円、営業利益で前期比47.3%減の3億3100万円、経常利益で前期比47.3%減の3億3100万円、当期純利益で前期比45.6%減の229百万円と増収減益を予想しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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