ハイマックス---2017年通期決算はソリューションサービス好調で２桁増収増益

ハイマックス<4299>は12日、2017年3月期通期（2016年4月～2017年3月期）決算を発表した。売上高が前年同期比13.1%増の124.85億円、営業利益が同13.0%増の9.61億円、経常利益が同16.0%増の9.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同27.9%増の6.86億円となった。

重点顧客を中心に既存領域の深耕及び隣接領域への展開に向けた積極的な提案営業を行い、継続的な取引拡大に注力するとともに、新規事業の創出に取り組んだ。また、開発要員確保のため、即戦力となるキャリア技術者の積極採用及びパートナー企業との更なる連携強化に努めた。

サービス分野別の売上としては、システム企画／設計・開発フェーズで提供するソリューションサービスがクレジット業界向け案件及びその他業界向け案件が拡大した事で前期比16.8％増加となった。また、システム稼働後に提供するメンテナンスサービスが証券及び銀行業界向け案件を継続的に受注したことで前期比7.8％増加となっている。

2018年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比16.1%増の145.00億円、営業利益が同1.9%増の9.80億円、経常利益が同1.5%増の9.84億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.2%減の6.78億円とし、年間配当は４５円と５円の増配を計画している。

《TN》

　提供：フィスコ