信用
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4238 ミライアル

東証S
1,510円
前日比
-17
-1.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.63
時価総額 153億円
比較される銘柄
竹本容器, 
三光合成, 
ウェーブHD

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<動意株・12日>(大引け)=ミライアル、ダイケン、トランスGなど

 ミライアル<4238>=ストップ高。同社が9日に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高21億2100万円(前年同期比15.7%増)、営業利益3億100万円(同54.4%増)、純利益2億6300万円(前年同期2億800万円の赤字)と大幅営業増益だったことが好感された。半導体シリコンウエハ業界の活況を背景に、主力のシリコンウエハ出荷容器が前年下期から回復に転じており、プラスチック成型事業が伸長。また、成形機事業や不動産賃貸なども堅調に推移した。

 ダイケン<5900>=一時ストップ高。10日付の日本経済新聞朝刊で、「戸建て住宅用の手動式宅配ボックスを今夏に本格販売する」と報じられたことが好感されている。記事によると新製品は、既存の宅配ボックスで主流とされる電子式に対して、宅配業者が手動で荷物を預け入れられるようにしたのが特徴で、電気工事が不要なため価格が既存商品の約半分になるという。割安な商品を投入することで、集合住宅に比べて普及が遅れている戸建て住宅における宅配ボックスでも、需要掘り起こしが期待されているようだ。

 トランスジェニック<2342>=後場一段高。この日正午ごろ、グループ会社のジェネティックラボが、がんクリニカルシーケンス受託解析サービスを開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っているようだ。がんクリニカルシーケンスは、DNAを構成する塩基の配列を高速に読み取りゲノム情報を解読する装置「次世代シーケンサー」(NGS)を用いて、がん細胞の遺伝子変異を網羅的に解析し、治療の参考となる知見を得るための解析手法。

 クロスプラス<3320>=ストップ高し年初来高値更新。同社は9日取引終了後、18年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算を発表。売上高は158億1600万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は3億6400万円(同2.3倍)、最終利益は3億3100万円(同2.1倍)となった。利益面では、主力工場への生産集約を進めることで原価低減に努めた。さらに、中国では昨年発足した生産コントロール部による工場の巡回管理の頻度を増やし、納期や品質の管理を強化したことや、ベトナム、ミャンマー、バングラデシュなどアセアン地域での生産比率を高めることで原価低減を進めた。また、仕入販売管理の精度を高め、在庫回転率を向上させ、ロスを削減したことで売上総利益率は、前年同期比で1.3%向上した。

 ケア21<2373>=ストップ高し年初来高値更新。同社は前週末9日の取引終了後、17年10月期の連結業績予想について、最終損益を4億円から7億円(前期2億3000万円の赤字)へ上方修正したことが好感されているようだ。投資有価証券売却益5億1200万円を特別利益として計上したことなどが要因としている。なお、売上高250億円(前期比10.8%増)、営業利益10億円(同2.5倍)は従来予想を据え置いている。

 モルフォ<3653>=急反発。同社が前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(16年11月~17年4月)連結決算が、売上高12億円(前年同期比15.4%増)、営業利益4億8300万円(同13.4%増)、純利益3億7900万円(同46.9%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。カメラデバイス事業で車載向け開発収入などが増加したことに加えて、ネットワークサービス事業で前期の開発案件がロイヤルティー収入へと切り替わったことや、開発案件が増加したことなどが寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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