日立化成が続伸、電池部材の生産能力を４倍に引き上げると報じられる

　日立化成<4217>が続伸し年初来高値を更新。きょう付の日本経済新聞で「今後５年間で１００億円を投じ、リチウムイオン電池の主要部材である『負極材』の生産能力を４倍にする」と報じられており、増産効果による業績への寄与を期待した買いが入っている。

　記事によると、電気自動車（ＥＶ）の普及を見据えて関連部材の市場が広がるなか、台頭する中国勢に対抗するのが狙いだという。同社は既に茨城県内の２工場を増強中で、１７年中に全社の能力を現在の２倍にする計画だが、さらに国内外で段階的に生産能力を引き上げる方針のようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）