旭有機は３日続伸、９月中間期業績見通し大幅上方修正を継続評価

　旭有機材<4216>は後場買われ３日続伸。一時、前日比４円高の２７７円まで買い進まれ、７日につけた年初来高値２７７円にツラ合わせとなってきた。

　同社はプラスチックバルブのトップ企業。７月３１日に発表した、１８年３月期第１四半期（４～６月）の決算は、前年同期比１５％増収、営業利益は同４倍、経常利益、純利益は黒字転換という好調な数値で通過した。同時に９月中間期業績見通しを売上高２００億円から２１０億円（前年同期比１１％増）へ、営業増益５億５０００万円を８億５０００万円（同４６％増）へ、経常増益５億円を９億円（同４．４倍）へとそれぞれ上方修正した。

　東アジア電子産業向け輸出の伸長、国内自動車生産好調が背景となっている。時価で試算した株価指標はＰＥＲ１７倍台、ＰＢＲ０．６倍台と割高感はない。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）