貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4188 三菱ケミカルグループ

東証P
916.0円
前日比
-3.3
-0.36%
PTS
917.5円
20:25 03/29
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.7 0.77 3.49 14.94
時価総額 13,798億円
比較される銘柄
住友化, 
三井化学, 
旭化成

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半導体は好調持続、川上から川下へ評価軸移行、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

1/19付の「DailyOutlook」では、化学セクターについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『化学セクターを取り巻く2017年度業績の特徴として、半導体用ウェーハや主要石化製品に代表される通り、値上げによるマージン拡大を主因とした利益水準の飛躍的な向上が顕著な点が挙げられる。業績拡大が続き、それを織り込む形で株価の上昇が続いている』と伝えています。

続けて、引き続き、業績拡大に見合った株価の上昇を期待できよう、との見通しを示し、『2018年度の業況を俯瞰すると、まず300mm・200mmウェーハは、タイトな需給バランスを裏付けとする顧客との長期契約に基づき、大幅な値上げが浸透する可能性が高いとみられる。一方、石化事業については、中国の環境規制強化の取り組み(工場稼働の抑制要因)が、市況・マージンの下支え役を担うとみる』と分析しています。

さらに、『ただ、米国のシェールガスベースのエチレン設備の立ち上げや、一部誘導品(基礎となる化学原料から化学反応によって生成される製品のこと、例:エチレン→ポリエチレン)の新増設など供給圧力が増すことで、業績モメンタムは鈍化すると予想される。また、原料価格がピークアウトへ転じれば、ファインケミカル(多品種・少量生産で高付加価値の化学物質)や合成繊維など川下に位置する銘柄群の、売上高成長力の大きさに評価軸が移行すると認識している』とまとめています。

最後にレポートでは、『主な化学セクター銘柄』を紹介しています。具体的には三菱ケミHD <4188>や信越化<4063>、住友化<4005>など全14銘柄が挙げられていますので、詳しくは1/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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