貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4005 住友化学

東証P
352.2円
前日比
-4.7
-1.32%
PTS
348.5円
23:48 04/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.50 2.56 11.80
時価総額 5,834億円
比較される銘柄
三菱ケミG, 
レゾナック, 
三井化学
決算発表予定日

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<注目銘柄>=住友化、有機EL向けタッチパネル部材が急拡大

 住友化学<4005>の600円近辺のもみ合いは買いのチャンスとみたい。同社は総合化学大手で電子材料や医薬分野などにも展開する。特に電子材料では市場急拡大局面にある有機EL分野での活躍が見込まれている。

 米アップルが今秋に発売するとみられる「iPhone8」では有機ELディスプレーが採用される見通し。また、スマートフォンなどのモバイル端末だけでなく、大型テレビ分野でも有機ELテレビの普及が進むことで、関連メーカーには幅広く恩恵が及ぶ。そのなか、同社の有機ELディスプレー向けタッチパネル部材に強力な追い風が吹いており、同社は液晶向けからのシフトを急速に進めている。液晶向けと比較して価格競争の波に揉まれにくく、需要拡大と採算向上のダブルメリットを享受する。

 18年3月期はiPhone向けタッチパネル部材が想定以上に伸びる可能性があり、営業利益段階で1650億円(前期比23%増)と過去最高を見込むが、19年3月期も2ケタ増益が視野に入りそうだ。一方、電気自動車(EV)が普及期に向かうなか。セパレーターなどのリチウムイオン電池材料も今後収益の成長ドライバーとして業績に貢献することになろう。時価予想PERはわずか10倍前後で大幅な水準訂正余地を暗示する。(銀)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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