昭和電工 <
4004> が6日ぶりに反発、大幅高に買われている。日本経済新聞が21日付で「中国の環境規制がもたらす特需が素材業界で生まれている。石炭離れで大気汚染を改善させたい当局の規制で、製鉄用部材やプラスチックの価格が急騰。関連する日本メーカーの業績が伸びている」と報じたことが刺激材料となったようだ。
記事で紹介された同社、東海カーボン <
5301> のほか、日本カーボン <
5302> 、SECカーボン <
5304> [東証2]といった黒鉛電極メーカーが軒並み高に買われている。黒鉛電極の需要増加と価格上昇を追い風に、いずれも今期経常利益は大幅増益で過去最高益を見込んでいる。
株探ニュース