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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3928 マイネット

東証S
316円
前日比
-15
-4.53%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.1 2.31 17.08
時価総額 27.5億円
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決算発表予定日

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【実況!決算説明会】マイネット<3928>---2Q決算(2018年4-6月期)(8/8)


このコンテンツは、マイネット<3928>の2018年12月期第2四半期(2018年4-6月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。8本に分けたコンテンツの8本目です。

仕入の進捗。今回こちらも新たな図です。スマートフォンゲームの市場環境を示しています。2014年ぐらいから、当社が得意とする2億円から2000万円ぐらいの月商額のゲームタイトルの数です。実は綺麗に右肩上がりです。よくスマホゲームってサチっているのではないかというようにおっしゃる方がいるので、今回この図を作ってみました。実際当社の対象マーケット、仕入の対象マーケットは、実はまだまだ右肩に上がってくれております。これを分析すれば、まずパズドラやモンストが市場を完全席巻し月商100億円強を作るような時期がございました。それがだんだんと横に広がって分散していっているところがございます。また、長期化するタイトル、2年3年を超えるようなタイトルが増えてきて、そのあたりのタイトルはこの金額帯のところに着地するところが多いです。ゆえに、そういうタイトル数は、実はどんどん増えていっています。そういったタイトルをターゲットにしながら、仕入活動をコツコツと進めて参る考えです。

100タイトルに向かって、少しこのところインシデントに基づくエンディングの発表などもありまして、少し横ばいになていますが、仕入としては四半期で4タイトル、新たに獲得できています。また、第3四半期、7月単月でまた2タイトル仕入れることができておりますので、これまでの月1タイトルペースで時々M&Aみたいな構造というのが継続していると申せるかと思っております。

あと投資回収の実績です。こちらタイトルごとの買取について14年15年16年についてはかなり順調に進んでいます。17年は先ほどお話した「モンスターギア バーサス」がそうですが、少しつまずいたタイトルもあります。18年はまた快調に進んでいます。

次に企業買収型で行ったもの。一つ目のポケラボの買収については、かなりプラスの数字を作っており、今もまだまだ元気にやっています。またグラニのゲーム事業買収についても、立ち上がりとしてはかなり順調の状態です。ただし、クルーズからの事業買収部分に関しましては、まさに今回のインシデント対象タイトル部分でございますので、こちらについては、回収見通しを一旦諦めて減損を出させていただきました。ただ、先ほど申しました通り、今は右肩上がりで、おおよそ売上額でいうと一番良い状態に対しての8割ぐらいの売上額には戻ってこようとしておりますので、そこの部分は減損し終わったものの収益としては積まれ続けるという状況にあります。

新規事業です。スタートしてようやく1年半ぐらいになります。まだまだスタートアップで、決算発表でご説明するほどのところにはまだ至っておりません。ただ、しっかりとお取引先様が着実に積まれていっています。皆さんもよくご存知の、ゲーム企業様とのおつき合いも深まっているところでございます。広告情報の一元管理をはじめとしたスマホゲーム企業向けのマーケティングソリューション及び今現在ネクストマーケティングという名称で、マーケティングのニュースメディアを発行しております。特に業界のマーケッターの方々、すごく少数ですが、すごく濃いコミュニティになっております。その方々を数千人、直接その方々のあらゆるプロフィールを含めてご登録いただくことによって、ゲーム業界のマーケッターコミュニティーを形成することに成功しております。それを具現化しておりますのが、ネクストマーケティング・サミットという業界最大級の800人~900人規模で行っているマーケティングのサミットでございます。こちらの方が好評を博していて、この業界のマーケッターの人たちにとってはネクストマーケティングというのがとても好意的な存在になってきているというのが、昨今の状況であります。

あと組織体制に関して一つ申し上げます。コーポレート機能です。冒頭申し上げました澤野がコーポレート本部長に就任いたしました。澤野のもとでIT戦略セキュリティ対策はもとより、経営管理・財務戦略・人事戦略を運営して参ります。当社はベンチャー企業として立ち上がって、上場そして100億円規模にはなっておりますが、まだまだ正直、自分たちのことを豆粒だと思っています。これから本当にさらに企業体として大きく成長していこうとする上において、しっかりとした経験を持っている澤野が加わってくれて、コーポレートの基盤を整えてくれるというのは、特に攻めを行っていく者達からすると、すごく心強い状態です。すでにセキュリティインシデントの陣頭指揮を彼が取ってくれたこともあって、現場のメンバー達からも信頼を得て、コーポレートを回してくれています。新たな基盤体制を作って、さらなる成長を目指していきたいと思っております。
変わらず領域NO.1の成長事業を複数持つメガベンチャーを目指しています。何度も申しますが、当社自身は本当に自分たちを豆粒だと思っています。これから成長をしていこうとする上で、インシデント・経営危機のような物事が起きたときでも、しっかりと急回復、四半期で回復できるような体質を持っている組織だということ、これにすごく自信を深めています。
この組織と、あと途中で少しお話させていただきましたAI時代、2020年代時代がやってくる。このAI時代のゲーム企業の新しい形を自分たちが創り上げてそれを牽引していく。これは、データを最も蓄積している我々だからこそできるのだということに自信を深めているところであります。現時点で豆粒の我々が大きく育っていくところを、ぜひ皆様にも見守っていただきたいなと思っております。是非これからも応援いただければと思っております。

本日はお集まりいただき有難うございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。

《FA》

 提供:フィスコ

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