パイプドＨＤが続落、人件費増で９～１１月は営業利益９％減

　パイプドＨＤ<3919>が続落。２８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（３～１１月）連結決算は、売上高３８億８００万円（前年同期比９．２％増）、営業利益６億３００万円（同１．０％増）、純利益３億７２００万円（同３０．４％増）増益となったが、９～１１月期は営業利益が９．６％減となっており、足もとの業績伸び悩みを嫌気した売りが出ているようだ。

　「スパイラル」を中心としたＰａａＳの提供が順調に拡大し、主力の情報資産プラットフォーム事業が伸長したことが売上高を押し上げた。ただ、提供人員の積極採用により人件費などが増加し利益を圧迫した。

　なお、１８年２月期通期業績予想は、売上高５３億円（前期比１０．４％増）、営業利益８億４５００万円（同変わらず）、純利益４億７０００万円（同１６．２％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）