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3919パイプドHD

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パイプドHD---17/2期3Q決算は売上高が22.5%増、営業利益が39.0%増と大幅な増収増益で着地


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月19日放送において、パイプドHD<3919>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

今日紹介するのは、証券コード<3919>東証1部上場のパイプドHDです。
パイプドHD<3919>は純粋持株会社で、その連結子会社であるパイプドビッツは、自社製品である「SPIRAL(スパイラル)」というプラットフォームをクラウド型で提供するユニークなIT企業です。この「SPIRAL」は「PaaS(パース)」(Platform as a Service(プラットフォーム・アズ・ア・サービス))と呼ばれる分野に属するサービスです。ナショナルクライアントを始めとする大企業や中堅企業、中小システムインテグレーター向けにプラットフォームの提供をするだけでなく、美容業界や建築業界など特定の業界向けに自社開発したアプリケーションの販売も行っています。

業績についてですが、2017年2月期第3四半期(2016年3-11月)決算では、売上高が前年同期比22.5%増の34億8,700万円、営業利益が前年同期比39.0%増の5億9,600万円、経常利益が前年同期比44.9%増の6億700万円、四半期純利益が前年同期比42.8%増の2億8,500万円と増収増益となりました。

セグメント別では、主力サービス「スパイラル」の有効アカウント数が3,348件となり、情報資産プラットフォーム事業の売上高が前年同期比9.7%増の24億4,600万円、営業利益が前年同期比57.3%増の6億1,500万円、有効アカウント数が10,295件となりました。
広告事業の売上高が前年同期比4.3%増の1億7,600万円、営業利益が前年同期比17.1%減の3,400万円、有効アカウント数が216件。
ソリューション事業の売上高が前年同期比93.0%増の8億6,500万円、営業損失が5,300万円(前年同期は3百万円の損失)、有効アカウント数が193件となりました。

2017年2月通期については、売上高が前期比19.8%増の48億円、営業利益が前期比42.9%増の8億3,000万円、経常利益が前期比48.0%増の8億3,000万円、当期純利益が前期比73.4%増の4億3,000万円を見込んでいます。中期経営計画に基づいた従来予想から売上高、各利益ともに下方修正を行いましたが、これは一部事業の撤退などが影響するためです。それでも、売上高及び利益とも対前期比では依然として高い伸び率を見込んでいます。

株主還元については、2017年2月期は中間配当9円を実施しており、期末配当を合わせた年間配当は1株当たり21円を予想しています。配当性向は37.1%となります。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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