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3918 PCIホールディングス

東証S
943円
前日比
-5
-0.53%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 1.11 3.71
時価総額 95.5億円
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SIGG
決算発表予定日

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PCIホールディングス---1Qは売上高が25.7%増、既存事業の順調な成長及び昨年子会社化した事業会社2社が寄与


PCIホールディングス<3918>は6日、2018年9月期第1四半期(17年10月~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比25.7%増の32.10億円、営業利益が同72.7%減の0.60億円、経常利益が同64.0%減の0.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.8%増の1.58億円となった。

ITソリューション事業は、エンベデッドソリューションにおいては、開発実績と自動車業界における先進技術を用いた安全運転支援システムを搭載したスマートカー開発関連案件が引き続き好調に推移し、既存顧客からの安定した引き合いが継続したほか、車載系ECU開発においてモデルベース開発案件やAUTOSAR開発案件が拡大し、継続営業と自動車分野の好調が背景となり、自動車向けチップセット開発案件が引き続き堅調に推移した。

ビジネスソリューションは、企業向けソフトウェア開発においては、金融機関向け案件及びSalesforce関連案件が好調に推移したほか、前連結会計年度に子会社化したシー・エル・シーが展開するメインフレーム分野も、金融系顧客のIT基板の統合・再構築に向けた投資増加需要を取り込み、売上に貢献した。

IoT/IoEソリューションは、モバイル分野におけるスマートフォンやタブレット端末と、各種デバイスや地域スポットに設置された各種センサーとの情報連携機能の開発案件受注に注力したほか、建設機械業界における「インダストリアルIot」への取り組みを背景に、通信制御技術をコア技術とした重機・建機分野案件が堅調に推移した。

半導体トータルソリューション事業は、主要顧客からの継続的な受注に加えて、グループ内協業による画像処理ファームウェアの開発案件や評価ボード開発案件等の新規顧客を獲得したほか、テストセンター案件の受注が増加する等、総じて好調に推移し、積極的な研究開発投資を行った。

2018年9月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比16.7%増の133.00億円、営業利益が同0.4%増の7.20億円、経常利益が同0.8%減の7.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同11.6%増の5.03億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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