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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3807 フィスコ

東証G
114円
前日比
+1
+0.88%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
114 18.21 6.66
時価総額 52.3億円
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■フィスコキャンパス銘柄分析レポートVol6 三菱UFJフィナンシャルG<8306>


「フィスコキャンパス銘柄紹介レポート」とは、フィスコ<3807>のアナリストと現役の女子大学生によって組織された「フィスコキャンパス」による毎月発行の共同レポートである。アナリストとディスカッションを重ね、キャンパス一期生となる7名が「フレッシュな感性」をもとに1人1銘柄選んだ、計7銘柄をまとめている。


※2017年1月号より抜粋


紹介銘柄:三菱UFJフィナンシャルG<8306>
キャンパス生:宮地 志歩



「トランプ政権対する政策期待が高まる」


■会社概要

2006年に東京三菱銀行とUFJ銀行が合併をし、日本のメガバンクの1つでもあります。基本方針に基づき、「お客さま起点」、「グループ起点」、「生産性の向上」の3つの考え方を軸に、3年間のグループ事業戦略と経営管理・基盤等戦略を策定しています。強みとして連結自己資本率の高さやリスク管理債権比率の低水準の維持、またほかのメガバンク2社と比べ国内預金残高、連結貸出金残高を大きくリードしています。


■アメリカ次期大統領のトランプ氏が勝利後、株価がうなぎのぼりに上がっている点についてどのように考えますか。


考えられることの1つにトランプ氏が勝利したということより、クリントン氏が勝利しなかったことが要因にあると思われます。クリントン氏は金融規制の強化を政策の1つに挙げておりこれが行われなくなったことです。トランプ氏が財政政策、減税、インフラ投資などを公約に掲げており、これらがインフレにつながりアメリカの金利上昇にもつながると見られています。また、金融規制改革法(ドッド・フランク法)に象徴される規制緩和への思惑も手掛かり材料になります。


■トランプ氏の勝利により日経平均も大幅な上昇となっていますが、一方で不透明感が目立ち株価の大暴落も懸念されておりますがいかがでしょうか。


三菱UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長は12月9日の記者会見で、「トランプ相場がなかったとしても、いまの銀行株の水準はまともだ」と主張しました。PERも10倍とマーケットでは割安と判断する投資家が多いのも事実です。トランプ政権になってからの見通しは確かに不確実ですが、長期的に見れば割安という判断も間違いではないでしょう。



※「フィスコキャンパス」とは、現役の女子大学生によって組織されている。難しいと思われがちな金融・経済の世界を、身近なものに感じていただけるよう、大学生の目線に置き換えて企業や株式市場の情報発信を行うことを目的としている。

 提供:フィスコ

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