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3689イグニス

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イグニス---2Qは各種サービス好調も既存事業の強化やVRをはじめとした新規事業への先行投資により増収減益


イグニス<3689>は12日、2017年9月期第2四半期(2016年10月~2017年3月期)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.3%増の28.28億円、営業利益が同76.8%減の1.95億円、経常利益が同78.0%減の1.84億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同89.7%減の0.91億円となった。
売上は通期計画に対して、ほぼ半分の順調な進捗と考えられ、利益に関しては通期計画が開示されていないものの、期初の段階で積極的な事業投資をする旨を発表していることから、この減益については事業の悪化ではなく、将来の利益成長に向けた足固めと見て取れる。

婚活サービス「with」を中心として、ユーザー同士によるコミュニティ形成にフォーカスした運用型サービスに注力している。「with」については先行投資として積極的なプロモーションを展開していることもあり、国内ソーシャルネットワーキングのカテゴリにおいて売上ランキングが上位を継続している。他社の類似サービスと差別化を図るべく、心理学×統計学を活用した最適な男女のマッチングを目指した新機能の開発に取り組んでいる。

ネイティブゲームとして「ぼくとドラゴン」が安定的に推移している。今後も機能改善及び運営チームによる多彩なイベントの実施等、開発及び運営双方に注力する。メディアについては新メディアを立ち上げ、ユーザー積み上げに注力している。また、中期的な成長を見越し、新規ジャンルとしてIoTビジネスを展開するとともにVR、その他新規事業への投資を行っている。

2017年9月期通期の業績予想は、売上高が前期比7.4%増の60.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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