DLE----100億円規模のアニメファンドの日本拠点となる日中合弁会社設立、世界市場向けコンテンツ開発支援
ディー・エル・イー<3686>は2日、日中合弁会社の鷹獅ディー・エル・イー(グリフィンディー・エル・イー、本社:東京都千代田区)を設立することを発表。中国の有力映画会社である上海鷹獅影業投資公司が組成する「中・日アニメファンド」の日本拠点として、日本のクリエイティブを中国の巨大映画市場に接続するパイプラインを構築する。
あわせて、日中両国のアニメ業界において、新たな才能・企画を生み出すことができる会社やクリエイターを発掘するために設立される「中・日アニメイノベーションフェローシップ」の日本側理事長に同社代表取締役の椎木隆太氏が就任する。
同社は鷹獅DLEに19%出資し、これまで培った「目利き力」「プロデュース力」を通じて、日本のアニメ産業の中国進出を支援していく考え。現在、既に複数の企画が進行中であるとしている。
中・日アニメファンドは日本と中国のアニメ産業の優れたクリエイティブを発見し、中国市場で展開するためのコンテンツ製作を支援していくことを目的としている。
また、将来的には東アジアで生み出されたコンテンツを世界規模のヒット作品に押し上げていくことを目指すとしている。
《HK》
提供:フィスコ