貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3680 ホットリンク

東証G
296円
前日比
-4
-1.33%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
49.9 0.76 32.26
時価総額 47.3億円
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イード
決算発表予定日

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<動意株・10日>(大引け)=ホットリンク、ハイパー、セーラーなど

 ホットリンク<3680>=後場一段高。同社はディープラーニングなどの人工知能(AI)技術を積極活用したビッグデータ解析ツールを提供、AI関連の草分け的な銘柄だ。ブロックチェーン推進協会の会員企業でもあり、仮想通貨関連株物色の流れにも乗っている。また、訪日客の増勢が続くなか、一時の爆買いは鳴りを潜めたとはいえ、中国人の日本製品に対する需要は引き続き消費の重要な位置を占めている。最近では越境ECの市場規模も急拡大傾向にあり、中国の消費者動向に対する分析ニーズは高い。そのなか、同社は子会社を通じて日本に興味を持つ中国人消費者に効率的な情報を与えるサービス「トレンドPR」を昨年に開始しており、中国関連としての側面でも注目される。

 ハイパー<3054>=後場に入って急動意。同社はきょう午後2時に、セキュリティーに特化したソフトウエア製品の販売を手掛ける子会社「セキュリティア」を今月にも設立すると発表。業績への寄与などが期待されているようだ。同社はセキュリティーに特化したソフトウエア製品の販売事業を展開しているが、今後需要が急拡大すると予想しており、子会社を設立してさらなる事業展開を図るとしている。

 セーラー万年筆<7992>=低位株の強みを生かし大幅高。売買高も急速に増加している。同社は累積損失を抱えた無配企業ながら、株式需給面ではファンド筋の戻り売り圧力がない強みが短期資金に好まれている。同社は高精度取出機やオーダーメードの自動化装置で高い技術力を有しており、ロボット関連の側面で物色人気に火がついた。

 アイエックス・ナレッジ<9753>=ストップ高。独立系のシステム開発会社でメガバンク向け案件でも高い実績を持つ。仮想通貨に国内メガバンクも積極的に踏み込む構えをみせるなか、同社は三菱東京UFJ銀行が大株主に入っているほか、みずほ情報総研を取引先企業としていることもあってマーケットの注目度が高い。ブロックチェーン技術の研究にも余念がない。業績も好調を極めており、営業利益は17年3月期の65%増益に続き、18年3月期営業利益も16.4%増の6億9000万円と2ケタ伸長が続く。19年3月期も増収増益が有望視される。12月初旬に60万株(消却前発行済み株数の5.08%)の自社株を消却するなど、需給面も株高を後押ししている。

 アイスタイル<3660>=ストップ高。ドイツ証券が9日付で、新規に投資判断「バイ」、目標株価1550円でカバレッジを開始したことが好材料視されているようだ。同社は化粧品情報口コミサイト「@cosme」や化粧品の物販事業を運営する化粧品メディア企業。ネットの普及でOne-to-Oneマーケティングの重要性が高まる中、口コミに強いという特徴を生かし、ネット広告増加を背景に有利なポジションを構築していると評価。17年6月期から20年6月期までの営業利益の年間成長率54%と高成長を見込んでいる。

 スガイ化学工業<4120>=急騰。東京工業大学との共同特許「ジナフトチオフェン化合物並びにジナフトチオフェン骨格を含む重合体及びその製造方法」がこの日発行されたことが好材料視されているようだ。同社では、和歌山県の先駆的産業技術研究開発支援事業に採択された「高屈折率材料としてのジナフトチオフェン誘導体の開発と事業化」のテーマで共同研究を行っており、同特許はその一環。プラスチック光学材料の屈折率向上剤として有用な化合物としてジナフトチオフェンを見出したもので、メガネレンズやカメラレンズ、工業用レンズ、液晶ディスプレイ用位相差補償板、光ファイバーなどへの応用が期待されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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