＜注目銘柄＞＝ＫＬａｂ、「スクスタ」ヒットへの期待高まる

　ＫＬａｂ<3656>は、国内スマートフォンゲームの勝ち組企業として注目が高まっており、昨年７月高値２３６４円を目指す展開が期待できる。

　１７年６月に国内配信を開始した「キャプテン翼～たたかえドリームチーム～」が堅調に推移しており、１７年１２月期の経常利益４８億５３００万円（前期比５．８倍）を牽引した。昨年１２月にはグローバル版の配信が始まったほか、今月１２日には中国大陸版の事前登録も開始。さらに、今年４月からのテレビアニメ放送開始や、６月に開催予定のロシアＷ杯で関心はさらに増すと予想され、１８年１２月期も業績に貢献しよう。また、昨年８月に国内配信を開始した「うたの☆プリンスさまっ♪Ｓｈｉｎｉｎｇ　Ｌｉｖｅ」の年間貢献も期待できる。

　今期は４～６本の新作タイトルリリースが予定されているが、注目は今年配信予定の「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバルＡＬＬ　ＳＴＡＲＳ」（通称「スクスタ」）。全世界で４０００万ダウンロードをを突破した大人気リズムアドベンチャー「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル」の完全新作版であることから、事前人気は高い。同社では、１８年１２月期の経常利益を６１億５０００万円～３６億５０００万円（前期比２７％増～２５％減）と見込んでいるが、上限を上振れる可能性もある。（仁）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）