ネットイヤーグループ---2Qは損益が大幅改善、通期で黒字転換を目指す

ネットイヤーグループ<3622>は31日、2018年3月期第2四半期（2017年4～9月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.3%増の26.37億円、営業損失が1.94億円（前年同期は3.15億円の損失）、経常損失が1.94億円（同3.15億円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純利益が2.24億円（同3.60億円の損失）だった。

従来のマーケティング手法ではとらえられない消費者像を「ネコ型顧客」と定義した上で消費特性やアプローチ方法について研究する「ネコラボ」を立ち上げるとともに、連結子会社のトライバルメディアハウスにおいて、ライフスタイル媒体 「Funmee!!（ファンミー）」のiOS版アプリをリリースした。

採用環境への対応や人材強化などを加速させる必要があることから、当面は経営資源をデジタルマーケティング関連分野に集中させるため、8月に連結子会社のrakumoの全株式を第三者に譲渡した。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.6%増の60.00億円、営業利益が0.45億円、経常利益が0.43億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.44億円とする8月29日に公表した連結業績予想を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ