ネットイヤーグループ---1Q売上高10.98億円、オムニチャネル関連プロジェクトの縮小が響く
ネットイヤーグループ<3622>は7月29日、2017年3月期第1四半期(16年4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比34.1%減の10.98億円、営業損失が2.53億円、経常損失が2.53億円、四半期純損失が2.36億円だった。
業績については、昨年度に発生した納期遅延プロジェクトの収束に向けて人員を集中的に配置している影響に加え、昨年度の売上高の多くを占めたオムニチャネル関連プロジェクトの縮小などが響いた。オムニチャネル関連のノウハウを活かしたサービスを提供すべく、NTTデータと流通業界を中心としたオムニチャネル分野で提携するなど、受注体制やサービスの強化に努める。
17年3月期通期については、売上高が前期比4.4%減の65.00億円、営業利益が同36.9%増の2.00億円、経常利益が同39.1%増の2.00億円、当期純利益が同65.9%増の1.24億円とする期初計画を据え置いている。なお、同社の業績は売上高が第2四半期、第4四半期に集中し、特に第4四半期に偏重する傾向がある。
《TN》
提供:フィスコ