川本産業が反発、自主回収による売上高の影響が限定的となり１６年３月期業績を上方修正

　川本産業<3604>が反発。

　同社は２日引け後、１６年３月期業績の上方修正を発表。売上高は従来予想の２６４億円から２６７億６５００万円（前の期比５．９％減）に、営業利益は同１億６０００万円から２億２２００万円（同３．３６倍）に、最終損益は同６億３０００万円の赤字から５億３００万円の赤字（前の期は１０億５３００万円の赤字）に引き上げられた。

　会社側では、滅菌製品の自主回収による売上高の影響が限定的だったと発表。製品回収関連費用５億７０００万円と事業構造改革費用１億７７００万円を特別損失に計上も、２月８日の業績予想公表時の想定と比べて特別損失は減少している。
《ＭＫ》

株探ニュース