フェリシモが大幅続伸、3-5月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過

　7日、フェリシモ <3396> が決算を発表。18年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益が2.6億円の黒字(前年同期は1億円の赤字)に浮上したことが買い材料視された。

　四半期ベースでの黒字化は15年12月-16年2月期以来、5四半期ぶりとなる。売上高は定期便(コレクション)事業の顧客数が落ち込み減収だったものの、前期に固定資産の減損損失を計上したことで減価償却費が減少したことが寄与。カタログやメディア広告などの経費削減を進め、採算が大きく改善したことも黒字浮上に貢献した。

　上期計画の1.1億円をすでに2.4倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

株探ニュース