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3386 コスモ・バイオ

東証S
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PER PBR 利回り 信用倍率
18.8 0.69 3.01 363
時価総額 60.4億円
決算発表予定日

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コスモ・バイオ---Proteomedix Frontiersと業務提携、ペプチド事業の強化を図る


コスモ・バイオ<3386>は19日、Proteomedix Frontiers(本社:宮城県仙台市、以下「PF社」)との間で、ペプチド事業に関する業務提携を行うと発表した。

同社は、3ヶ年計画における事業戦略の一つとして「新たな事業基盤の創出」を掲げ、新規事業の創出あるいは資本・業務提携等による業容拡大を目指している。そのなかで同社は、2016年12月よりペプチド合成サービスを開始しており、積極的に事業展開を進めている。

今回のPF社との業務提携は、ペプチド合成サービスのラインアップ強化の一環である。既存の「AQUAグレードペプチド※合成サービス」にPF社のAQUAペプチドデザイン技術を加え、質量分析計を用いたタンパク質の定量に最適なAQUAペプチドの配列デザインから合成までの一貫サービスを新たに開始する。

PF社は、東北大学大学院薬学研究科の寺崎哲也教授らが開発した特許技術を活用し、最適なAQUAペプチドの配列デザインを行うことができるが、AQUAペプチド合成設備は保有していない。一方、同社はAQUAペプチド合成設備を有し、またAQUAペプチドの潜在顧客を多く抱えている。

両社が連携してAQUAペプチド配列デザインサービスを開始することで、研究者へのよりよい研究ツールの提供が期待される。

なお、今回の業務提携による同社グループ全体の当期業績に与える影響は軽微だが、今後、適時開示が必要になった場合には速やかに公表するとのこと。


※ AQUAペプチド(the absolute quantification)とは、ペプチドの構成成分であるアミノ酸の一部の窒素原子や炭素原子を安定同位体に置き換えた(=安定同位体標識をした)ペプチドで、もとのペプチドに比べ、安定同位体の分だけごくわずかに質量が大きくなっている。質量分析計を用いて研究対象のタンパク質を正確に定量する目的で使用される。

《TN》

 提供:フィスコ

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