コスモ・バイオ---3Q営業利益179.1％増、主力の研究用試薬が堅調

コスモ・バイオ<3386>は7日、2016年12月期第3四半期（16年1-9月）決算を発表。売上高が前年同期比3.7％増の56.36億円、営業利益が同179.1％増の4.68億円、経常利益が同42.8％増の4.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同76.8％増の3.05億円だった。

品目別では、研究用試薬の売上高が前年同期比5.2％増の40.93億円、機器の売上高が同0.9％減の14.34億円、臨床検査薬の売上高が同13.0％増の1.08億円だった。ライフサイエンス領域の研究開発に資する多様な自社製品・商品・サービスの提供及び、在庫の充実による迅速出荷に取り組んでいる。利益面については、販売費及び一般管理費の節減に加え、円高による仕入れコストの減少などが寄与した。

16年12月期通期については、売上高が前期比3.3％増の76.00億円、営業利益が同99.3％増の4.00億円、経常利益が同1.7％増の3.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1％増の2.40億円とする8月5日に修正した業績予想を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ