レカム---エフティグループと資本業務提携

レカム<3323>は24日、エフティグループ<2763>と資本業務提携を行うことを決議し、同日付にて資本業務提携契約を締結したと発表。同社子会社のレカムビジネスソリューションズ（大連）の出資持分4.0％をエフティグループが取得する。

同社グループは、情報通信機器の販売、設置工事・保守、インターネットサービス、BPO事業（Business Process Outsourcing）等、中小企業を中心に情報通信に関するあらゆる商品およびサービスを提供するワンストップサービスカンパニーを目指し、事業展開している。2015年10月より中国大連市にてLED照明の販売を開始し、4月より上海市でもLED照明の販売を開始している。

一方、エフティグループは、LED照明等を販売する環境関連事業、ビジネスホン・OA機器・サーバー・UTM（統合脅威管理）等を販売する情報通信サービス事業、光コラボレーションおよびインターネットサービスプロバイダー事業等を行っている。LED照明販売を中心とするエコ事業においては、タイ、フィリピンにも展開している。

両社は、既に2014年7月に業務提携契約を締結し、提携を通じて同社は自社ブランドLED照明「ＲＥＮＴＩＡ（レンティア）」の販売を開始するなど、良好な関係を築いてきた。

今回の資本業務提携により、同社は中国において各都市への拠点進出を進め、エフティグループから商品の供給および営業ノウハウの供与、その他各種支援を受け、事業拡大を図っていくとしている。同事業の新規海外進出に際しては、両社の相互協力の下、進めていく考え。

《TN》

　提供：フィスコ