【実況！決算説明会】サンセイランディック<3277>---2Q決算（2017年4-6月期）（5/6）

このコンテンツは、サンセイランディック<3277>の2017年12月期第2四半期（2017年4-6月期）の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。6本に分けたコンテンツの5本目です。

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続きまして22ページ目ですがこちらは、あんどさんと百戦錬磨さんと当社という形の取り組みでございます。こちらにつきましては7月10日の日に発表しましたが、まずは千葉県の船橋で実験的に開始しております。簡単に申し上げますと、今までは公共の施設に入っていた障害者の方が、民間の賃貸住宅で生活できるように推進したいと行政の意向が出てきました。

ただし、なかなか現実としては、オーナーさんがなかなかそういう障害者の方に貸すというのはなかなか貸しにくいという現実ございます。この現実を埋めるべく、あんどさんがそこに生活サポートや見守りサービス家賃保証などをつけまして、オーナーさんが安心して貸しやすくなるという体制を整えていくということでございます。この中で我々の役目ですが、入居物件の確保、入居可能物件の認定などを請負って参りたいと思っております。先ほどご説明申したような、例えば借地権ですとか再建築不可の物件を、民泊だけではなくて障害者の居住として活用するというものを十分考えられると思っております。百戦錬磨さんの役割としては、障害者の方を一時的に入居させたいとい要望に対して、百戦錬磨さんが提供する民泊に一時的に入っていただいて、その間に入居物件を探す動きもできると考えております。このように百戦錬磨さんの民泊の活用と、障害者の方にお部屋をお貸しする事業をうまくミックスさせることで、より安定した収益化が図れるのではないかと思っております。23ページになりますが、この障害者生活支援事業のポイントですが、比較的安価に不動産取得できる当社ビジネスモデルとの親和性が高い点です。今も第1号の民泊を大田区の方で始めておりますが、元は我々が買い取った底地から始まったものですので、比較的私どもとしては日頃集めている情報の中でこういった事業はやりやすいのではないかと思っております。情報量というのは他社に負けないぐらい案件数もありので、なかなか他社さんで同じことをしようとすると、物件を集めるのがまず難しいですが、我々は普段からそういった情報を集めてきておりますので、親和性が高いのではないかと思っております。また、建物管理会社さんや建物オーナーなどの接点が増えることによりまして、実際我々の本業の仕入れ機会やフィービジネスの拡大も図れると考えております。また、これまでの培ってきた士業や証券会社などの提携先にも同じようなご提案をすることによって、よりつき合いを深めていけるということもあるかと思います。また、グループ会社等の活用が可能になります。具体的に言いますと、民泊で活用する際、現状のままでは難しい部分がございますので、建物の一部リフォームや耐震性の強化などを図る際には、我々の関連会社ワンズライフホームも活用することが考えられます。物件の障害者向けのリフォームなどもワンズライフホームで請負っていきたいなと考えておりますので、この事業につきましてはグループの活用ができます。もう一つはＣＳＲの一環でございます。空き家もそうですし、この障害者の居住問題というのも、社会的な問題になりつつありますので、その解消の手伝いをすることによって、我々上場企業としての責務を果たせるのではないかと考えております。なお本トピックスに関します具体的な数値の目標や業績に与える影響などにつきましては、来期からの新3ヵ年計画で、具体的に発表して参ります。

（6/6）に続く
《FA》

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