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3179 シュッピン

東証P
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PER PBR 利回り 信用倍率
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時価総額 274億円
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決算発表予定日

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シュッピン---3Qは営業利益が47.4%増、通期予想の上方修正も発表


シュッピン<3179>は5日、2018年3月期第3四半期(2017年4~12月)決算を発表した。売上高が前年同期比26.9%増の228.29億円、営業利益が同47.4%増の12.28億円、経常利益が同47.9%増の12.18億円、四半期純利益が同48.3%増の8.40億円となった。

セグメント別では、カメラ事業は、AI(人工知能)を活用したトップページレコメンドで顧客毎に潜在ニーズの案内を開始するなどOne To Oneアプローチを中心に施策を展開した。さらに、常時幅広い品揃えを保ちつつ、商品レビューページの充実などにより、ECサイトの深耕に努めた。また、他事業に先駆けて越境ECを開始した。買取は、顧客の手元にある購入商品の買取価格の変更をお知らせするOne To Oneアプローチと「先取交換」等の独自の既存サービスの提供による買い替えの促進を行った。これら新しいマーケティング施策と従来のサービスの効果により、買取・販売の好循環が加速した。

時計事業は、戦略的に販売価格帯の拡大と品揃えの拡充及び掲載商品のボリュームアップを図った。また、ECサイトの各種コンテンツの充実などECを利用した取引に対する安心感を高めることに注力したことで、新規顧客の獲得と高額商品の取引も増加した。あわせてインバウンド回復及び資産効果による高額消費の増加もあり、増収増益となった。

筆記具事業は、ECサイトでは、スタンダードな項目を複合して検索できる「かんたん検索」とペン先の硬さやサイズ感など細かな検索ができる「こだわり検索」の運用を開始した。従来より注力しているオリジナル商品では、新たなシリーズによる独創的な万年筆とインクの販売を継続して取り組んだ。

自転車事業は、ECサイト自体の売上拡大と店舗への来店促進及び販売強化を図った。人気商材の確保と戦略的な価格訴求もあわせて行い、買取では自社ECサイト及び自転車専門誌の広告を利用した積極的な取り組みを行ってきたことも奏功した。

なお、2018年3月期通期については、同日に上方修正を発表している。
売上高が前期比23.1%増(前回予想比8.2%増)の307.70億円、営業利益が同38.8%増(同8.6%増)の15.23億円、経常利益が同40.0%増(同8.9%増)の15.10億円、当期純利益が同40.9%増(同9.9%増)の10.44億円としている。
12月商戦を含む第3四半期も引き続き好調に推移した結果、売上高、各利益ともに上方修正に至った。

《TN》

 提供:フィスコ

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