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3179 シュッピン

東証P
1,166円
前日比
-15
-1.27%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.8 3.27 2.83 6.59
時価総額 271億円
比較される銘柄
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ワットマン
決算発表予定日

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シュッピン<3179>---「価値あるもの」に特化したeコマース企業


ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月9日放送において、シュッピン<3179>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<3179>東証1部上場のシュッピンです。
シュッピン<3179>はカメラや高級時計、高級筆記具、自転車など「価値あるもの」に特化したeコマース企業です。中古品と新品のそれぞれのニーズの違いや商品特性の違いを生かし、中古品と新品が相互に刺激し合って新品・中古両方の売上を拡大していくポジティブ・スパイラルの流れを創ることに成功して、業容を急拡大させています。

今月7日には、2017年3月期第3四半期(2016年4-12月)決算を発表しました。売上高が前年同期比5.9%増の179億8,300万円、営業利益が前年同期比24.5%増の8億3,300万円、経常利益が前年同期比25.4%増の8億2,300万円、四半期純利益が前年同期比29.5%増の5億6,600万円と増収増益となりました。

カメラ事業は、顧客ごとのアプローチを進め、各種情報サイトの内容拡充を図っています。買取販売は「先取交換」、「買取リピーター」などのサービスを推進し、これらの施策で増収となりました。時計事業は、ECサイトでブランド毎のページを開設し、情報発信にも努めた結果、EC売上の大幅な増加とリアル店舗での一般顧客の売上が増加。筆記具事業は取り扱い拡充を進め、自転車事業はEC客数の増加で売上が伸長しました。

2017年3月通期については、売上高が前期比12.8%増の256億円、営業利益が前期比30.4%増の10億8,500万円、経常利益が前期比30.4%増の10億7,000万円、当期純利益が前期比29.2%増の7億2,400万円とする期初計画を据え置いています。

シュッピンは、前期2016年3月期においてインバウンド需要の急拡大とその後の急激な縮小に翻弄されたことを受け、今期2017年3月期はインバウンド需要に頼らない収益構造の確立を目指してスタートしました。売上拡大に向けた各種施策が功を奏し、インバウンド需要の落ち込みを完全に吸収して増収増益を達成しています。

今期からトップライングロース、つまり売上高の成長に向けた各種施策をさらに加速させています。会員情報を分析して的確な情報を提供するWebマーケティングが中心ですが、利用者の利便性向上に向けた細かな施策が多数実行されており、その効果が現れ始めています。シュッピンの各事業は中古品流通の活性化を目指すものでもあり、その成長ポテンシャルは依然として高いと考えられます。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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