テクノアルファ---第3四半期はエレクトロニクス苦戦もSI事業の受託開発が好調
テクノアルファ<3089>は9月30日、2016年11月期第3四半期(15年12月-16年8月)決算を発表。売上高が前年同期比1.4%減の1,945百万円、営業損失が28百万円、経常損失が19百万円、四半期純損失が19百万円だった。
エレクトロニクス事業では、主力商品であるワイヤボンダーに代表される半導体製造装置やそれに付随する消耗品等を海外より仕入れ、同社が搬送装置等の付加価値を加えるなどした上で、国内の顧客に販売している。利益率は改善しているが、売上、利益ともに低調だった。
マリン・環境機器事業については、船舶用機器については、前期より受注した案件が予定どおりに売上げている。一方で、環境機器については、引き合い案件は増加傾向にあるものの、同期間においては低調。SI事業は受託開発が好調であり、売上、利益共に堅調に推移している。サイエンス事業は積極的な営業展開により、売上においては堅調に推移している。
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提供:フィスコ