シーズメンが安い、１７年２月期は減収も黒字転換を見込む

　シーズメン<3083>が安い。出来高が少ないものの、現在は今日の安値圏で推移している。同社は、７日引け後、１７年２月期の非連結業績見通しを発表した。

　売上高は前期比３．９％減の６０億４０００万円、営業損益は５０００万円の黒字の見通し。商品力の強化、販売戦略の徹底、構造改革を進め、業績の回復を図る方針。また、店舗戦略は、既存店の強化を中心として、改装・不採算店舗の撤退などの施策を推進し、利益体質の強化を目指す方針。

　同時発表の１６年２月期の非連結決算は、売上高が前の期比８．０％減の６２億８５００万円、営業損益は８７００万円の赤字（前の期は６００万円の赤字）だった。既存店の客数前年比は１１．６％減となり、売上高前年比は既存店で６．９％減、全社の売上高前年比は８％減となった。第３四半期累計期間まで前年を上回っていた荒利率は、暖冬により防寒物の値下げ販売を強いられたこともあり通期では前年を０．３ポイント下回った。
《ＭＫ》

株探ニュース