ソリトンが急上昇、国内初の「漏えいアカウント被害調査サービス」の提供を開始

　ソリトンシステムズ<3040>が前場後半から急上昇。この日、同社が３月に発表した「サイバーセキュリティ総合支援サービス」の新メニューとして、国内初となる企業や官公庁、自治体、各種団体向けに「漏えいアカウント被害調査サービス」の提供を開始すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

　同サービスは、独自に開発した「Ｓｏｌｉｔｏｎ　ＣＳＡ（Ｃｙｂｅｒ－Ｓｐａｃｅ　Ａｎａｌｙｔｉｃｓ：サイバー空間アナリティクス）」基盤を応用した最初の分析サービスで、サイバーセキュリティー対策の要でもある「アカウント情報」、つまり日本の組織のＩＤや公用メールアドレス、パスワードの漏えい被害に焦点を絞ったもの。アカウント情報は「なりすまし」や「不正アクセス」などのサイバー犯罪をする者にとって最も有用な情報の一つだが、同社では世界中で発生した５０件以上のハッキング事件から２５億以上の漏えいアカウント被害を特定し、サービスを提供する。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）