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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3003 ヒューリック

東証P
1,531.0円
前日比
+1.0
+0.07%
PTS
1,530.6円
10:51 03/19
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.9 1.52 3.40 1.08
時価総額 11,757億円
比較される銘柄
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不動産株の上昇はインフレ期待の高まりとともに SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

世界的な低金利の長期化を背景に、不動産への投資が増加していますね。5/19付の「Daily Outlook」では、インフレ期待の高まりとともに不動産株が上昇する理由についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『2014 年以降、東証不動産株指数は対TOPIXでアンダーパフォームを続けてきた。一方で、業績面をみると堅調な推移が続いている。(中略)各社、マンション販売やマネジメントなどの事業を行っているが、最も利益に寄与している事業は賃貸事業だ』と伝えています。

次に、『賃貸事業好調の背景には、不動産価格の上昇やオフィス市況のタイト化などによる賃料の上昇がある。大手3社では、賃貸等不動産の含み益は7兆円を超え、デベロッパー にとって収益を生み出す源である物件の価値は、ここ数年で急上昇している。不動産の含み損益も考慮した割安・割高を計る判断材料の一つであるNAV倍率(不動産価値を考慮したPBRに相当)をみると、大手不動産株においても、NAV倍率1倍割れが目立つ。しかし、 先日の大手デベロッパーが買収されるとの観測報道のような不動産会社へのM&Aは、割安なバリュエーション水準が是正されるきっかけになる可能性もある』と分析しています。

今後については、不動産株の低迷の要因としてインフレ期待の低下などを挙げた上で『賃金上昇やコア CPI など物価指数の上昇が予想される中、再び期待インフレ率も高まると思われ、それとともに不動産株の上昇が期待できよう』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『上昇が期待される不動産銘柄』を紹介しています。具体的にはヒューリック<3003>や東急不HD<3289>、三菱地所<8802>など全7銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/19付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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