北の達人コーポレーション---集客好調で2ケタ増収基調、自社株買い実施も発表

北の達人コーポレーション<2930>は4月14日、2016年2月期（15年3月-16年2月）決算を発表。売上高は前期比14.5%増の22.22億円、営業利益は同13.5%減の3.97億円、経常利益は同11.9%減の3.93億円、純利益は同15.6%減の2.26億円だった。

広告宣伝費の増加などで収益面は減益となったが、新規会員獲得施策が奏効して、国内外で新たな顧客層の取り込みや新規会員の獲得に成功している。2015年6月度においては全体の月商が過去最高を記録した。さらに、11月10日に発売を開始した「目の下のクマを改善するクリーム『アイキララ』」は、発売初月売上高が歴代最高額を記録している。

17年2月期通期については、売上高が前期比18.5%増の26.33億円、営業利益が同27.5%増の5.07億円、経常利益が同29.9%増の5.10億円、純利益が同51.5%増の3.43億円としている。

売上高や新規集客コスト控除後の利益が順調に増加しているなか、引き続き、独自性があり顧客満足度の高い新商品の開発を更に加速させていく計画だ。なお、発行済み株式数の3.61%に当たる40万株を上限とした自己株式の取得実施も発表している。

《TN》

　提供：フィスコ