わらべや日洋ＨＤが大幅続伸、第３四半期営業利益は４０％増で通期計画上回る

　わらべや日洋ホールディングス<2918>が大幅続伸し、１０月３１日につけた昨年来高値２５６２円を更新している。１１日の取引終了後、第３四半期累計（１６年３～１１月）連結決算を発表しており、売上高１６２７億２５００万円（前年同期比２．１％増）、営業利益４０億８８００万円（同４０．１％増）、純利益２２億１７００万円（同１．１％増）と大幅増益で着地したことが好感されている。

　納品先であるセブン－イレブンの積極的な出店や、チルド温度帯商品の販売伸長などで売上高が増加したことに加えて、前期に稼働した岩手工場の初期赤字の縮小などが利益を押し上げた。

　なお、１７年２月期通期業績予想は、売上高２１５０億円（前期比２．８％増）、営業利益３７億円（同１９．８％増）、純利益１８億円（同２６．０％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）