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2769 ヴィレッジV

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ヴィレッジV---第2四半期決算と通期予想下方修正を発表


ヴィレッジヴァンガードコーポレーション<2769>は、1月13日、2017年5月期第2四半期決算および通期業績予想の修正を発表した。2017年5月期第2四半期連結業績(2016年6~11月期)は、売上高が前年同期比23.9%減の164.83億円、営業損失が3.54億円(前年同期は2.21億円の営業損失)、経常損失が4.95億円(同2.46億円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が7.80億円(同4.08億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)。前年同期にあった子会社が連結対象から外れたため売上高は前年同期比で大きく減収となった。仕入のコントロール、アウトレット店での在庫の消化への継続的な取り組み、販売費及び一般管理費の削減及び効率化に取り組んだものの、売上高の減少を補うまでには至らず、前年同期より営業損失は拡大した。また、子会社売却に伴う増資引受資金の借入れや長期事業資金の借入れで支払手数料が発生、営業外損失を計上したことにより経常損失も拡大した。

セグメント別では、主力のヴィレッジヴァンガードコーポレーションは、売上高が前年同期比3.9%減の159.69億円、セグメント損失が3.43億円(前年同期は0.54億円のセグメント損失)だった。客単価が上昇したものの、ヒット商品の不足を背景に客数が減少し減収。仕入れおよび在庫コントロールは定着したが、売上高の減少を補えず売上総利益も減少した。販売管理費については、子会社売却に伴う一時的な費用の発生や人件費は増加するも、その他販売管理費の削減・効率化施策を実行したことにより販売管理費総額では減少となった。その他セグメントの売上高は5.46億円(連結対象外となった会社も含まれていたため前年同期は53.96億円)、セグメント損失は0.23億円(前年同期は1.54億円のセグメント損失)でセグメント損失は縮小。損失を計上していた会社が今期連結対象外となった他、国内でオンラインの書籍・雑貨およびCD・DVD等の販売を行っているVillage Vanguard Webbedで、クリエイター商品・限定商品が引き続き好調であった。

修正後の通期連結業績予想は、売上高357.37億円(前年比23.6%減、前回予想は377.72億円)、営業利益2.41億円(前期は2.71億円の営業損失、前回予想は6.34億円)、経常利益0.9億円(前期は3.48億円の経常損失、前回予想は5.25億円)、親会社株主に帰属する当期純損失7.84億円(前期は43.53億円の親会社株主に帰属する当期純損失、前回予想は1.32億円の親会社株主に帰属する当期純損失)。店舗損益悪化に伴う固定資産の減損損失等の発生を見込んだため、最終損失が拡大する見通し。期末の1株当たり配当予想の14円は据え置く予定としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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