ピクセルが４連騰、半導体製造会社の買収で上げ足加速

　ピクセルカンパニーズ<2743>が４連騰と上値指向を強めている。同社は３月３１日、半導体製品の開発・製造を手掛ける中央電子工業を子会社化するために、その持ち株会社であるフジブリッジを買収することを発表、これによる業容拡大への思惑が投機資金を新たに誘導する手掛かりとなった。

　中央電子工業は高周波半導体製品について４０年以上のノウハウと実績を有し、熊本と台湾に工場を保有するほか、日本や台湾に設計・製造・営業拠点を保有している。取得金額は８億１５００万円。同社の子会社化は連結業績に寄与する見込みだが、影響については現在精査中で、合理的な数値の算出が可能になった段階で公表するとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）