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2703日本ライトン

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<動意株・20日>(大引け)=日本ライトン、エボラブルアジア、西芝電機など

 日本ライトン<2703>=ストップ高で、昨年来高値を更新。一部メディアで「iPhone8用ワイヤレス充電装置のサプライヤーに、台湾の半導体部品メーカーLite-On Semiconductorが加わった」と報じており、台湾ライトン系の電子部品商社である同社に思惑買いが流入しているようだ。ライトングループの母体企業であるライトン テクノロジー社は台湾で初めてLEDの量産を行ったメーカーとして、台湾証券取引所に電子関連銘柄として初めて上場した企業。グループには、Lite-On Semiconductorなどが名を連ねている。

 エボラブルアジア<6191>=後場一段高。同社は前引け後の午前11時30分ごろ、ベトナム現地法人がグリー<3632>とジョイントベンチャーを設立すると発表しており、ベトナム事業の拡大を期待した買いが入っているようだ。新会社グレボは、エボラブルアジアグループが61%を出資して設立。グリーの持つゲーム企画・開発ノウハウとエボラブルアジアのベトナム法人が有するITオフショア開発のノウハウの双方を生かし、特にゲームに関する企画やデータ分析、海外ゲームタイトルのセカンダリー運用やスマホゲームアプリのセカンダリー運用を行うことで、グリーのベトナム拠点の拡充を図るとしている。

 西芝電機<6591>=低位材料株人気に乗り急動意。株価100円台の値ごろ感から個人投資家を中心とした物色資金が向かっている。船舶用電機システムは価格競争の影響を受けており、17年3月期営業利益は前期比17.5%減の9億円見通しと2ケタ減益が予想されているが、中間期時点の通期見通しに対する進捗率は66%に達しており、通期予想は上振れする可能性を内包している。材料株素地に富んでおり、有配企業でありながらPBRが0.6倍弱と株価指標面から割安感が強いことも買いを誘っている。

 津田駒工業<6217>=3日続伸。同社は19日取引終了後、17年11月期の連結業績予想を発表した。売上高は405億円(前期比4.2%増)、営業利益は8億円(同9.9%増)、最終利益は5億5000万円(同25.9%増)と、増収増益を見込むことが材料視されている。繊維機械は、「エアジェットルーム」についてインドへの販売促進を引き続き強化し、中国は景気の回復の兆しを背景に受注の獲得を狙う。また、コンポジット機械は国内外の航空機関連の企業に販売を予定しているほか、工作機械は堅調な自動車業界や米国などに注力するとしている。

 セルシード<7776>=急反騰。同社は19日の取引終了後、東海大学と共同による軟骨再生シートの臨床開発で基本合意したことが好感されている。同社は、東海大と軟骨再生シート臨床研究の実用化開発、治験および製造販売承認申請で相互に協力体制を構築し推進していく。セルシードは日本だけでなく海外も視野に入れた軟骨再生シートを用いた細胞シート再生医療の実用化を加速させる方針。基本合意書の締結は2月を予定している。軟骨再生シートは、変形性膝関節症などに活用され、移植された同シートは損傷部分の保護や軟骨再生に必要な栄養分の分泌を行い、本来の軟骨組織への再生に貢献する。

 ジオネクスト<3777>=急伸。同社は19日取引終了後に、子会社のエリアエナジーが萩原工業(群馬県前橋市)に太陽光発電所に係る権利などを売却したと発表。業績への寄与などが期待されているようだ。売却したのは「茨城県水戸太陽光発電所」で、発電出力は450キロワット。なお、取得価格および売却価格については非公表としている。また、業績への影響については、2月半ばに開示予定の17年12月期業績予想に織り込んで公表するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年01月20日 15時15分

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