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米久が小高い、中間期は上振れ着地、通期業績見通しを上方修正

 米久<2290>が反発。朝方荒い値動きのあと、現在は前日終値2309円と比べ小高い水準で推移している。同社は1日引け後、16年3月期第2四半期の連結業績を発表した。
 売上高は前年同期比12.9%増の843億3100万円、営業利益は同51.5%増の34億6200万円となり、ともに従来予想の売上高800億円(同7.1%増)、営業利益30億円(同31.3%増)を上回って着地した。ただ、好業績は織り込み済みだったとみられ、株価への反応は限定的となっているようだ。
 営業体制の強化や創業50周年記念キャンペーンの実施などで売り上げの拡大を図ったほか、製造ラインの増設や生産性の改善、物流の効率化、リスク管理の徹底に取り組み、収益力の向上に努めた。加えて、食肉相場の高値推移が収益の追い風となった。同時に通期の業績見通しについて、売上高は従来予想の1800億円から1850億円へ、営業利益は同59億円から68億円(今期は13カ月の変則決算となるため前期との比較なし)へ引き上げた。下半期にも創業50周年を記念した加工品の大型プロモーションを予定しているほか、食肉相場の堅調な推移を予想。生産性の改善や物流の効率化などに引き続き取り組む方針で、前回業績予想数値を上回る見込み。
《MK》

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