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テラ---3Q売上高14.21億円、医療支援事業で細胞培養関連装置の受注販売好調


テラ<2191>は11日、2016年12月期第3四半期(16年1-9月)決算を発表。売上高が前年同期比3.9%減の14.21億円、営業損失が3.68億円(前年同期は4.06億円の損失)、経常損失が3.90億円(同4.29億円の損失)、親会社に帰属する四半期純損失が4.63億円(同4.49億円の損失)だった。

がん免疫療法の一つである樹状細胞ワクチン療法の研究開発を行い、独自に改良を重ねたがん治療技術・ノウハウの提供を契約医療機関に行っている。売上高については、細胞医療事業において昨年度に比べ症例数が減少したことが影響した。損益面については、細胞医療事業における売上高減少及び医薬品事業における再生医療等製品としての承認取得に向けた開発費用の計上が影響した。なお、医療支援事業については、細胞培養関連装置の受注販売が好調だったことから黒字転換となっている。

16年12月期通期については、売上高が前期比3.1%減の18.50億円、営業損失が4.50億円(前期は6.01億円の損失)、経常損失が4.70億円(同6.23億円の損失)、親会社に帰属する当期純損失が5.50億円(同9.90億円の損失)とする8月12日に修正した業績予想を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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