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トライSTGが3日続落、テレビメディア枠の一部値引きが響き上期営業利益は計画下振れ

 トライステージ<2178>が3日続落。前週末6日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、営業利益が従来予想の6億6300万円から5億5300万円(前年同期比35.7%減)へ、最終損益が2億円の黒字から1億9400万円の赤字(前年同期5億500万円の黒字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

 DM事業が想定を上回っていることから、売上高は270億1400万円から278億700万円(同22.5%増)へ上振れたが、主力のダイレクトマーケティング支援事業で、顧客企業へ提供するテレビメディア枠の一部値引き販売などを行ったことから売上総利益率が低下した。また、持ち分法適用関連会社であるタイTVダイレクト・パブリック社の株式について、のれん相当額の一時償却を5億6400万円計上し、持ち分法による投資損失に含めて営業外費用として計上することとなったことも最終損益悪化につながった。

 なお、同社では当初9月29日に予定していた第2四半期決算の発表を延期していたが、10月13日に実施するとあわせて発表した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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