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<動意株・20日>(大引け)=イナリサーチ、セブン銀行、ネオスなど

 イナリサーチ<2176>=一時ストップ高。きょうは寄り付きから大口の買いが流入し物色人気が再燃、25日移動平均線とのマイナスカイ離を一気に解消する強烈な戻り足をみせている。バイオベンチャーで新薬開発支援を手掛けるが、特にカニクイザルを使った非臨床試験に強みを持つことで知られる。先月に韓国DNA Link社、日本エスエルシー(浜松市)と、ヒトのがん細胞を移植したマウスを使って新たな非臨床試験を始めると発表しており、今後の展望に対する思惑が株価を刺激している。

 セブン銀行<8410>=5日続伸。大和証券が17日付で、投資判断を「3」から「2」とし、目標株価を370円から380円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。同証券によると、19年3月期の連結純利益は米国子会社FCTIが悪化するも単体の上振れで純利益は会社計画の268億円に対して概ね計画並の267億円を予想。20年3月期は、減価償却費減少などによる単体の増益に加えて、FCTIの改善から増益率が高くなると予想。さらに21年3月期は次世代ATM設置に伴う減価償却費増を吸収して増益を維持するとともに、FCTI単体での黒字化を想定しているとして、20年3月期純利益を297億円、21年3月期を同316億円と予想している。

 ネオス<3627>=後場一段高。同社は前引け後に、お手伝い体験を通して子どもの自立を促す知育アプリ「クレヨンしんちゃん お手伝い大作戦」において、300万ダウンロードを記念した遊び放題コンテンツをリリースしたと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。300万ダウンロードを記念して、日替わりで特定のコンテンツを好きなだけ遊ぶことができる「遊び放題コンテンツ」を追加したという。これにより、従来遊べる回数に制限があった無料ユーザーも対象コンテンツを何度でも楽しむことが可能になるとしている。

 明治機械<6334>=ストップ高。同社はきょう寄り付き前に、大型配合飼料生産プラント工事を受注したと発表した。業績への寄与などが期待されているようだ。受注したのは、西日本飼料(岡山県倉敷市)の配合飼料生産設備の工事で、受注金額は約36億円。工事進行基準の適用により、19年3月期から20年3月期にかけて順次、売上計上する予定だとしている。

 駅探<3646>=ストップ高。同社は経路検索サービス「駅探」を展開しており、法人向けで優位性を発揮、傘下に収めた旅費管理システム会社も業績に寄与している。企業のクラウド活用が進むなか、同社はクラウド型旅費交通費精算サービス「駅探BIZ」を開発しており、これによる業容拡大効果が注目されている。時価は1000円大台を回復し25日移動平均線との下方カイ離を一気に縮小させているが、7月19日の年初来高値1708円にはまだだいぶ余裕があり上値余地の大きさが意識されている。

 大泉製作所<6618>=異彩高。同社は自動車向けを主軸とする温度センサーメーカーでその商品競争力の高さは世界でも有数。車載バッテリー向け新商品の開発を強化しており、2次電池用温度センサーや電池充電時の発熱温度監視システムなども手掛ける。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景にビジネスチャンスの拡大が見込まれ、株価は7月下旬を境に大底を一気に離れる動きとなり、時価は26週移動平均線も大きく上回っている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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