日東富士製粉---業務用小麦粉の販売堅調などで増収基調、16/3月期予想は慎重な見方
日東富士製粉<2003>は、製粉準大手で、三菱商事<8058>のグループ傘下。小麦粉の製造・販売を手掛ける。子会社を通じて「ケンタッキーフライドチキン」のフランチャイジーも展開。
2015年3月期の連結業績は、売上高で前期比2.2%増の512.01億円、営業利益で同9.9%増の16.37億円、経常利益で同11.9%増の20.92億円、当期純利益で同4.7%増の11.83億円と増収増益となった。小麦粉の販売数量は前期比で若干減少したが、業務用ミックスの販売数量が増加。利益面では経費見直しを徹底したことで増益につながった。ケンタッキーフライドチキン店の販売も好調に推移した。
2016年3月期の業績予想は、売上高で前期比0.6%増の515.00億円、営業利益で同11.5%減の14.50億円、経常利益で同16.4%減の17.50億円、当期純利益で同7.0%減の11.00億円を見込んでいる。
《FA》
提供:フィスコ