貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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1925 大和ハウス工業

東証P
4,283円
前日比
-77
-1.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.4 1.12 3.27 6.85
時価総額 28,240億円
比較される銘柄
積水ハウス, 
住友林, 
大成建
決算発表予定日

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なぜ企業は保守的な業績予想を発表するのか? SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3月決算企業の業績発表が本格化してきていますね。4/27付の「Daily Outlook」では、企業が保守的な見通しを行う理由についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『企業が期初に保守的な業績予想を発表する「ガイダンスリスク」によって、この時期の株価は乱高下しがちだ。逆に決算発表シーズンが終わった5月末から同年12月末までの日経平均は過去5年の平均で10%程度上昇する傾向にある』と述べています。

次に、企業が保守的な予想を発表する理由を『最も多いのは「市場環境や前提(内外経済、為替、原材料価格など)が不透明」というケースだろう。「期初に業績好調を示すと発注者からの値下げ圧力が強くなるから」という理由は、自動車部品や建設業などで考えられる。「顧客が慎重な売上予想を打ち出すのに、自社はそのシナリオよりも強気な前提は作れない」というパターンもあり得る』と見ています。

続けて、『このように、保守的な理由がある程度読めるということは、多くの市場参加者はこの背景を承知した上で、“ゲーム”に参加しているということになる。(略)逆に言えば、「期末に向けて、業績は早晩、上方修正されるはず」と割り切って考えれば、保守的な予想発表は投資の好機と言えよう』との見解を述べています。

最後にレポートでは、『過去5年間で毎年、期初の経常利益見通しを実績が上回った主な銘柄』を紹介しています。具体的には大和ハウス<1925>や信越化<4063>、トヨタ<7203>など全8銘柄が挙げられていますので、詳しくは4/27付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《SI》

 提供:フィスコ

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