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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1914 日本基礎技術

東証S
515円
前日比
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PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
18.8 0.48 2.52 11.41
時価総額 151億円
比較される銘柄
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<動意株・4日>(大引け)=日基礎、インフォテリア、ジャムコなど

 日本基礎技術<1914>=後場上げ幅を拡大。午後2時ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の8億円から9億8000万円(前期比33.3%増)へ、純利益を5億円から5億4000万円(同67.2%減)へ上方修正したことを好感した買いが入っている。完成工事総利益率の向上に加えて、連結子会社の工事採算性の向上などが寄与したという。なお、売上高は239億円(同7.6%増)で据え置いた。
 また、利益予想の修正に伴い、従来4円を予定していた期末一括配当を8円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

 インフォテリア<3853>=急動意。同社はきょう、ミャンマーのマイクロファイナンス機関「BC Finance」とブロックチェーン技術の実証実験を行うことで基本合意したと発表。これが材料視されているようだ。ウィンドウズサーバー上で稼働しているBC Financeの融資システムにプライベートブロックチェーン技術を導入するための実証実験を6月までに開始する予定。実証実験の結果などについては追って報告するとしている。

 ジャムコ<7408>=7日続伸。この日正午ごろに、独プレミアムエアロテック社(アウグスブルグ)とエアバスA350型機向け貨物室床下構造材(カーゴストラット)を供給する契約を締結したと発表しており、業績への寄与を期待した買いも入っている。カーゴストラットは、炭素繊維複合材料を使用したL型、C型などの断面形状を有する構造部材。同社はこれまで、エアバスA350を除く全ての機種の垂直尾翼用縦通材、およびA380向け二階床構造部材を供給してきたが、今回の契約締結によりA350を含めた全機種への炭素繊維構造部材の供給が実現することになるという。

 住江織物<3501>=急騰。きょう付の日経産業新聞で、「太陽光発電ができる繊維を開発した」と報じられており、これを好感した買いが入っている。記事によると、金属製の心材に有機材を塗り重ねた直径0.25ミリメートルの糸で、ポリエステルなどの繊維に織り込んで布状の太陽電池をつくれるという。太陽光パネルに使うシリコン製太陽電池は折り曲げることができなかったが、同繊維では一般的な繊維と一緒に布に織り上げれば、布型の太陽電池となり、曲げたり畳んだりすることができるようになるという。なお、記事では19~20年の実用化を目指すとあることから、中長期の成長力強化にも貢献が期待されている。

 アルチザネットワークス<6778>=一時ストップ高。同社は3日の取引終了後、16年7月期の連結業績予想の修正を発表。営業利益を従来予想の6億円から6億5500万円(前期比17.4%減)へ、純利益を3億5000万円から3億8500万円(同29.1%減)へ上方修正、売上高は28億5000万円(同1.2%増)で据え置いた。国内向けモバイルネットワークソリューションが好調に推移している。

 テクノホライゾン・ホールディングス<6629>=大幅続伸。光学機器メーカーでレンズ技術に強みを持ち、360度カメラなど監視カメラ分野への展開も厚い。連結子会社を通じて車載カメラ分野も深耕、自動車のミラーレス時代の到来を前に収益機会をとらえるとの思惑もあるようだ。株価は1月26日に437円の高値まで一気に水準を切り上げ、その後は値を崩したものの、材料株素地は群を抜く。回転売買中心だったこともあり350円近辺までの滞留出来高は乏しく、足の速さが改めて注目されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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